間違った日本語・タガログ語

先日、父母の住む家で食事を摂っていた時のこと。甥っ子の結婚式の結婚式の引き出物を開けて確認している父、スーパーサッカーを観ている僕。「ロナウジーニョはすごいけど、ロナウジーニョ似の女の子を稀に見かけるのはいかかがなものか…」とTVを観ながらぼんやりしていた時、父が「ゲロゲロ!」と嘔吐したのではなく、自らの意思で音にした。どうやら引き出物の食器が若向きで受け付けなかったみたいだ。

「とんねるずのみなさんのおかげです」で流行したこの言葉。ちなみに「青空球児・好児」の「ゲロゲーロ」とは違う。親父なりには「ゲロゲロ」という言葉は生きている言葉と思っているみたいだが、聞いている僕からしてみれば中学時代にMCハマーのポーズをしていた写真が家の隅から発見された時の様に恥ずかしかった。そして親への尊敬の念が少し薄れた。父は80年代後半からのメディアからの情報を取り入れてないのだと思った。若いアイドルを見ても全て国生さゆりに見えるというから仕方の無いことかも知れない。しかし、きょうび「ゲロゲロ!」…。
そう言えば僕もちょっとした言葉でマイナスの感情を抱いた事がある。三重で過ごしていた時代、当時付き合い出した彼女との話。お互いを知っていくのが楽しい時期に彼女に質問をした時の回答が「わかんねぇ」という言葉が返ってきた。関西圏であるから模範解答は「わからへん」であるはずだ。生粋の三重県人の彼女はなぜ東北調に回答したのか?それを聞いた時、あまりの寒さに別れがよぎった。一週間もしないうちに僕側から別れを申し込んだ過去がある。
それくらい言葉のチョイスは人間関係において重要だとつくづく思う。

本題のフィリピーナとハポンの会話ではどうなのか?
来日数回のフィリピーナが日本語を的確に話すのは難しく、逆も然りだと思う。タガログ語・英語と日本語では文法での基本文型が違うから余計に難しく思う。カタコトなのは当然だろう。
マニラの友人宅に電話したとき妹が出て
僕:Si Baliw po ito.Nandiyan po ba si Kristine?(baliwですけどクリスティーヌさんはお見えでしょうか?)
と伝えると友達に代わってくれた。
友達:baliwの言葉、何言ってるか解らないだって。妹、言ってるよ。
僕:じゃあ、なんで代わってくれたの?
友達:私しかガイジンの知り合いいないから。baliwがガイジンは解ったから。
現実の言葉の壁だろう。これなんかはまだいい方で愛するジョセルと電話していたときのこと僕が少し疑いの言葉を発した時、ジョセルは「信じてないな、オマエ!」と受話器越しにシャウトした。いつも「honey」と優しく呼びかけるジョセルがだ。「どこでそんな日本語覚えたんだ?」と思い腹が立った。お客が教えたんだろう。そういや日本で働いている時に違うテーブルで客に日本語で女性器の呼び名を覚えさせられてたな。使えん日本語を教えるな!
と、いうものの僕も渡比の際にジョセルの弟に日本のギャグを教えてと言われ、迷わず不朽の名作・桜金造の「おやまゆうえんち」を振り付けつきで教えた事がある。レイザーラモンHGやレギュラーではまだ役不足だ。こちらの方が使用頻度は女性器の名称に比べはるかに低いんだろうな。弟が近所や学校等で「おやまゆ~えんちぃ~」とやってビサヤ西部に桜金造ブームが起こるであろうと目論んだのだが万国共通であのモーションは恥ずかしいらしく、まだ桜金造はブレイクしていない。
ビサヤ西部に確実に「おやまゆうえんち」ができるピノイがいる。忘れないで欲しい。

僕にはマニラに恋人ジョセルと友達以上・ジェーンの他にもう一人友達以上恋人に近いというライラという女性がいる。ジョセルに出会ってなければジェーンかライラと確実に結婚してるだろうという女性だ。
実はジョセルよりライラと電話するほうが格段に多いし話も長い。人間は人との「単純接触」を重ね好感度を上げていくからジョセルより電話が多いライラの方が自分に合うのではないかとホントに考えた時もあった
以前ライラとの電話、
僕:(前文中略)と、言う事なん。ライラ、解った?
ライラ:オオ、baliw解ったピョン
「ピョン?、ピョンやと?」やり場のない怒りが僕を襲った。「どこで覚えたの?そんな言葉!」と怒りそうになったがやめた。ライラは悪くない。教えた日本人が悪いんだ。
そんなことが有り、ライラとは非常に恋人に近い状態の距離を保ったままである。
ジョセルだけを愛しなさい、という天啓なのかも知れない。

くれぐれも渡比の際には教えるのは不朽のギャグだけにして欲しい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました