フィリピンについてイラン人と会話した

昨日日曜日、いつもの様に出勤する時にTシャツをどれにしようかと迷ってチョイスしたのがこれです。↓
フセイン2

前に紹介したフィリピンで買った某国の元大統領のパロディTシャツ。そして仕事に行きました。
いつも出勤するとその日配送するトラックの担当が書かれているのですが、例えば鈴木と佐藤だったら「鈴・佐」というような感じです。で、見てみると「●(僕の名前)・イ」とカタカナが一文字。
Baliw:店長。もしかして今日はイラン君(仮名)と僕っすか?
店長:今日、一人休んだから、彼にお願いしたんだ。よろしくね~。
との事。イラン君は違う部署に勤務するイラン国籍の好青年。いつも挨拶程度しか会話しません。日本語はすごく上手ですが。
その上今日のルートは名東区やら瀬戸市やら坂の多い地域がちらほら。ちなみに僕はミッション殆ど運転出来ません。坂道発進なんて自動車学校以来です。
あのTシャツ着てきたからや…
と思いました。妙な因果ですね。

で、イラン君と配送に回り出しました。二人は終始無言…。話題が何を話していいのか解らないです。そして荷物運んでて暑くなって服を脱ぎたくても脱ぐ事もままならないwww。

そして昼食時、MTVを二人で見ていると
イラン君:英語わかりますか?
Baliw:少しわかりますよ。彼女は外人だから。
イ:何処の国の人ですか?
b:フィリピンです。
と、それからちらほらと会話が成立しだしました。

そして運転中もいろいろお互いの事を会話しましたが、少しビビッタのが何気に宗教の事について彼に尋ねた時の事ですね。
イ:baliw君の彼女はカトリックでしょ?結婚したらレリジョン(宗教)はどうなりますか?あなたのレリジョンになりますか?
b:そうすね、僕はあまりレリジョンについては気にしないから…。彼女と一緒にカトリックについて勉強しようかなとは思うけど。
イ:それは私は絶対出来ない!もし私が結婚するだったら彼女もイスラムになってもらわないとダメ!
彼の語気が強くなったのでちょっと怖かったですね。彼は真面目なイスラム教徒らしく、毎日の礼拝は当然の事で断食もすると言ってました。
で彼から色々とイスラムの文化について教えてもらったのですが宗派やらコーランやらの事、考え方の事など。宗教について真面目に考えてるだけあって真剣です。
何かと日本に住む外国人の立場から日本に住む難しさとか教えてもらいました。印象に残ってる言葉が
「一番大事なのは違う国で育った者同士だから文化や性格の違いは沢山ある。だけどそれはお互いに歩み寄って理解しなければならない」
と僕にアドバイスしてくれました。

ナイスガイな奴です。

コメント

  1. 異国に暮らすことの大変さをちゃんと理解して付き合うことが大切ですね。

  2. 現実問題結婚するにあたっての文化・習慣の相違はすごく心配ですね。

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