Ｅｓｐｅｃｉａｌｌｙ　ｆｏｒ　ｙｏｕ　　（スペル間違ってます？）

先日の話を一つ。

先日、「うそかまことか？！～恋愛日記withフィリピン女性～」のWood兄さんと僕達二人のブログにコメントくださるbalotさんと３人で会う機会が有りました。

Wood兄さんが通う外人さんの多いとあるバーで待ち合わせする事に。が、僕が仕事遅れて兄さんの待つ行くとバーは満席の状態。
仕方なく出ることに…。兄さんすんませんでした…。

「で、どうする」

とWood兄さん。この「どうする？」には「あなたはフィリピンパブ行きますか？」の要素が強く含まれていると汲み取った僕。

「ええ？ああ…そうっすね…」

と言葉を濁す優柔不断な僕。来年は直していかないと…。

「行きたいか行きたくないか？どっち？」

と兄さんに言われて

「行きましょう！」

と答える僕。笑うbalotさん、いい関係です。

行くのはやはりこの前のオフ会で皆質の高さに満足した「ええ店」。で、到着し扉を開けると二組ほどオジサンたちが席が空くのを待っている状態。ハズレが無い店ですから待つ客がいるのも納得出来ます。
そりゃ、だいたい料金が一緒だったら綺麗な子とお酒飲みたいわな…。待ってるオジサンたちの気持ちがよく解りました。

が、都合上「ええ店」は断念し、そこから歩いてすぐのアリスのお店に…。
戸を開けるとアリスがいました。キャーキャー喜んでいます。そんなに俺と会えるのが嬉しいんだと思ってたら

「プリンス！久しぶり～♪」

ちなみにプリンスとはWood兄さんのお店での呼び名。久しぶりに会ったのでえらくはしゃいでいます。次にbalotさんを見ては

「オオ～！イカウも久しぶりな～！イトコすぐ来るからね♪」

balotさん、アリスのイトコをちょいちょい指名する関係でアリスがヘルプに着きます。

何か楽しそうな輪を一歩離れた場所から見ている輪に加われない僕。アリスが松野明美ばりにテンション上げきったところで僕の存在に気付きました。見るなり

「アナタ誰？」

とやや真顔で一瞥をくれ、すぐにWood兄さんとbalotさんを相手に一人盛り上がってました。

ひでぇ…　･ﾟ･(ノД`)･ﾟ･

席に着くとアリスが兄さんにカラオケ歌ってとせがんでます。

「俺にはお願いしないの？」

「だってアナタの歌いつも古いだから」

これは正直傷つきましたね。　(´；ω；｀)ｳｯ…
「流行りの歌も歌えなくてダサいはずのこの俺」ですよ。いつもスタイリスティックスが好きで歌うのですが

「あなた幾つ？」

「ホントは２９じゃないでしょ？」

とか言いたい放題のアリス。

「今日は新しい歌を歌うよ」

「何？『you make me feel brandnew』じゃないの？」

「『Betcha By Golly,Wow』って知ってる？」

「何ぃっ！その曲、ワタシが子供、ベイビーの時だよっ！」

と素早いリアクションで赤ん坊が哺乳瓶を飲むマネをするアリス。哺乳瓶を吸う顔マネ、全力でやってました。ええ、全力で。吸い過ぎやろ。アホですわ…。
ここまで来ると腹立たしいの通り越してその全力ぶりに馬鹿げてきて可愛らしく思えて、リアクションの素早さは出川哲郎、上島竜兵という２大巨頭に並ぶなと思いました。

相変わらずビンタが毎回入ります。balotさんは毎回僕とアリスのからみを見るのが楽しみにされてるそうで…。今回も期待に応えてアリスはビンタを容赦なく打ち込んできます。
最近、ビンタされないとしっくりこなくなった僕自身も如何なものなんでしょうね。

昨日はあまりに痛かったので父から教わったルー･テーズ式キーロックをかけてやりました。その後ビンタされましたが。
ひどい時になると僕がアイアンクローをキメながらアリスがビンタするというフィリピンパブでなかなか見れない光景が見ることが出来ます。そこにはフィリピンパブ＝「男と女」というレゾンデートルは存在しませんね。
何しに行ってるのか解らない時があります。

違うテーブルのお客さんが『Ｅｓｐｅｃｉａｌｌｙ　ｆｏｒ　ｙｏｕ（スペル間違ってます？）』を歌いました。

この曲、フィリピンで何回か聴いた事のある好きな曲、誰が歌ってるのか知らないんですが好きです。

「なぁ、アリス。質問あるんやけど、違うお客さんにもビンタとかつねったりしてるの？」

とふとタイトルから思った事を聞きました。

「してないよ。あなただけにしてるよ」

との返事が。解釈が難しい返事でしたが僕にだけならビンタもいいか…と思ってしまう僕がいました。

やっぱりアリスが好きなんですね…。