私小説

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誰も振り向かない夜

どうも、アンへレスに忘れ物をしたbaliwです。 ああ、忘れものしちゃったよ。 なんて思いながらあっちで買ったミックスナッツの徳用をつまみつつ何を忘れたのか思いふける。 ...
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May minamahal ka na ba?

僕が彼女を見たのはマカティの大きなカラオケバーだった。 「指名は?」 とスタッフに聞かれたけど数十人の中から女性を選ぶことなんて恥ずかしくて出来なかったから 「細い女性をお願いします」 とお願いした...
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Hindi

Hindi………タガログ語で「いいえ」の意。英語で言うと「No」と同じですかね。 国道19号線にあるフィリピンパブ。あると言っても今のお店はクローズしている。クローズしてもう半年が経ったんじゃないか...
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ライラとの出会い 3

6月26日  続き 空港からタクシーに乗り、初めて見るマニラの街並みはごちゃごちゃして喧騒と活気に溢れてる。交通量も多い片側三車線の道路から見るフィリピンは海瀬自身が本当に異国の地で一人でいる事を実...
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ライラとの出会い 2

6月26日  続き 話掛けてきたポリスマンは真っ黒い顔から細い目で笑ってる「大木こだま」みたいな男だった。海瀬はとりあえず無視し通り過ぎた。 「こんなオッサンと異国の地で談笑してる場合やない。ウェン...
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ライラとの出会い 1

6月26日 「あんた、まあ最初やからせいぜい騙されんようにね。特に何か有ればいつでも電話くれたらいいし。ほな、彼女と楽しんできて。」 「ありがとうございます。もし困ったら連絡します。」 海瀬は返答の...
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ライラとの出会い はじめに

今日はライラの23歳の誕生日です。 今回は僕にとって限りなく恋人に近いライラのことについて紹介します。 余談ですが、さっき履歴書を書いていたら自分が文学部卒という事を思い出しましたので下手ながら小説...
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