何度もこのブログで書きましたがジョセルとの関係は終わりました。自分から諦めました。儚く終わったと言えば形がいいですが、僕自身も例に漏れずフィリピーナに騙されたとも言えますし、言い方は様々表現できようかと思いますがとにかく終わった恋です。ホントに好きでしたね。
今考えれば日本に来ているフィリピーナにどんなギミックがあるかなんて駆け出しの僕には解りませんでした。周囲の反対を押し切ってのフィリピン行き、会社の解雇。好きになったから後悔はしてません。今考えればおかしいなと思うことが点から線になって繋がりました。
好きだから自分のものにならないのなら自分の手で殺してしまいたいと嫉妬の念に駆られた事も有りました。フィリピンで事実を知った時、ジョセルの家族を一人ずつ殴ってやろうと思いもしました。でもそう思う事は何の解決にもならないし次の恋にマイナスの感情をプラスに転化して次の恋人に注ごうと思ったのです。
ジョセルは美人でした。可愛いフィリピーナでした。ジョセルとの結婚を意識した時から心のどこかで「こんな可愛い女の子が嫁さんなんやぞ!」と周りに自慢したい気持ちが有りました。僕自身の感情をかなり押し殺してた面も有りますね。僕自身「BALIW」というタガログで気チガイという名前なのに紳士ぶってました。
今考えると凶兆があった様にも思います。1月3日が僕の誕生日でしたがその日にキム兄と辺見えみりの結婚発表がありました。ジョセルは辺見えみりによく似ていたので当時ジョセルに会えない僕にとっては気分の良いニュースではありませんでした。
つま先立ちの恋愛でした。ジョセルへの想いはマニラ湾に沈む夕日と共に沈めましたから。
帰国して正直にジョセルの事、ライラの事を親にも話しました。正直、両親は怒りを通り越して呆れてましたね。友人や知人にも共感してくれる人はまずいないでしょうね。皆、「よく器用に人の事好きになれるな」というでしょうね。
ライラにホントに気持ちが揺らいだのは2回目の渡比の時でした。それは追々「ライラとの出会い」書いていこうと思います。マジでまだアップしてませんが色々あったんですよ、マジで。
ライラといる時はジョセルとは対極にあると思ってます。お互いにケンカするし、下ネタ言うし、不細工な面も曝け出すし…と自然な付き合いしてます。楽といえば楽です。今回はマニラでゴロゴロと笑い転げあってた事が多かったです。
ちなみに似非ロマンチストの僕は夕暮れから夜に移り変わるイントラムロスの城壁の上でライラにプロポーズしました。
「livein tayo」(一緒に住もう)
と。ライラはすぐに怒りましたね。
「それは結婚しないで。一緒に住むだけの言葉。アコ、嫌!」
と怒られて仕切り直し。
「magpakasal tayo」(結婚しよう)
と言うと静かに僕の手を握り頷きました。まあ、間違うトコが僕らしいです。
今は良い所見せようとも思いません。大事にはしてますが。好きだし愛してるから永く一緒に居たいと思うのですが終わってしまったらそれはそれまでの恋なのかも知れません。自然体の恋愛です。
「好きになるのに理由はない。嫌いになるのは理由があるからだ」(新世紀エヴァンゲリオンから)
そんなこんなで新たなフィリピーナとの恋愛が始まりました。
コメント
すっかり最初から読ませていただきました。
日本人であろうが外国人であろうが、いろんな人がいます。
きっとライラでよかったと思います。
話が気楽にできることは大事です。