マニラでのお気に入りスポット 3

イントラムロス

今回はお気に入りと言うよりもメモリアルスポットですね。イントラムロスです。ベイウォークから見えるマニラホテルに向かい通りを挟んでリサールパークの隣に位置するスペイン統治時代の城壁に囲まれた街並みです。
携帯カメラでの撮影のため画像があまり良くありません。

ここでの思い出といえばライラにプロポーズをした事ですね。僕がジョセルとの思いを断ち切り迷い無くライラに心が向いた翌日だったと思います。彼女は僕が真面目な話があるからという事で仕事を休んで二人で散歩しながら今後の事を話していた時の事。
あたりは闇が包み始めて城壁には愛を語るカップルがちらほらアマイアマイをしておりました。いつもならそんな他人の状況をぶち壊したい衝動に駆られる僕ですが、ライラに結婚の話をしなければならないと思ってたので気が気では有りませんでした。
ライラ:なんでジョセルからアコにチェンジした?ジョセル居ないからか?私はアナタのオモチャじゃないよ…
Baliw:そう思われても仕方ない。でも俺は言ったでしょう?どちらと結婚するかはマニラに来てから決めるって。色々あったけどライラに決めたんだ。
ラ:なんでアコなの?
B:それは…(ここでボブ・ディランの歌詞の一節について説明する)
”愛しかない それが世界を うごかしている
愛そして愛だけだ
それは否定できない
それについて どう考えようとも
それなしでは なにもできない
やった人から 秘訣をききな
だからすべての愛を 与えてくれる人がいたら
心して受け取り 逃がしてはいけない
ぜったい確実に あなたは傷つくはずだ
ぽいと捨ててしまえば”
という歌詞があるんだけどその”すべての愛を与えてくれる人”はライラだと感じたから。
ラ:………
B:なあ、聞いて欲しいんだ。一回しか言わない。
B:livein tayo(一緒に暮らそう)
この一言で決まったと思いました。しかしライラの表情は怒ってる…。
ラ:その言葉は結婚しないで一緒になる言葉なの!違うディバ!
やってもうた…。こんな大事な場面でスカるなんて。さすが俺。
B:…ごめん。アゲインな。magpakasal tayo(結婚しよう)
ラ:わかった。嬉しい。
何とかプロポーズを成功させて僕もすごく嬉しかったです。そして二人は改めて手を握り合って歩き出しました。

そして、その後一時間ほど城壁内から迷って出られませんでした…。

コメント

  1. 寂しさを癒すために。。。。。だめかもしれない。。

  2. ブログっておもしろいですね♪

  3. いやぁ~読んでて
    かっこいい でもちょっと恥ずかしい
    そして
    最後にはクスっと笑わせるオチ
    やはり緊張と緩和が笑いのコツですな

  4. msnrmznさん、こんばんは。拝読頂きありがとうございます!
    いや~お恥ずかしいです。この話は実話なのですがいつもカッコ良く決めようと思っても最後に抜けているのが多いです。
    こんな星の元に生まれてきたと思っております。

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