恋人も濡れる街角　さらにその後

前回の記事の続きです。

書いたようにベッキーとの同伴の約束した事をアリスに話せませんでした。
アリスとは約束は何回かしたもののイトコと同じでないと行かないとかマネージャーが厳しいとかでキャンセルばかりですので一度も行った事は無いのです。

それに比べてベッキー２回同伴しましたがは一人で来るし、キャンセルもない。

どっちと同伴する方が良いかは必然的に答えが出ていました。

まあ、でも下心はホントにないですね。あ、いや少しあるかな。

同伴の日、家の手伝いが夕方まであったのでそれからベッキーと会うことに。それに給料日前だったので金欠。
結局ウチに遊びに来る事になりました。心配なのはルームメイトが家を確実に汚している事です。
家に帰ると…ご期待通りに汚かった…。そろそろ出て行って欲しいもんです。

二人でゴロゴロしながらテレビ見て、僕の料理を振舞っただけでした。
やりたいとは思いませんでしたね。そこまで女性として見てないのかも知れないです。
ちなみに僕の料理がフィリピーナに美味しいと言われた事はすごく嬉しかったですね。
お礼にベッキーは少し掃除をしてくれました。優しいな(´；ω；｀)ｳｯ…

その後同伴でベッキーの店に。
着席した場所が最悪でした。

（図）
○…ベッキーと僕
●…アリスのイトコとお客さん

●○●●　

こういう風に横並びになりました。そしてこのお店は同伴するとフルーツの大皿がテーブルにどーんと置かれます。いかにも
「俺様はコイツと同伴したんやぞ！どやっ！」
と言わんばかりの存在感があります。

当然僕の席にもフルーツが置かれました…orz。
それを当然目にするゲシュタポ・フィリピーナ。当然アリスにも電話が。
メールも来ましたよ。愛想ついた的メールが。

こんなに楽しくないというより周囲の視線が厳しい同伴は初めてでしたね。

ベッキーのお店をチェックした後にアリス様の御機嫌を伺いに行けば良かったのかも知れませんが金欠のため真っ直ぐ家に帰りました。

数日間詰問は無かったのですがもの凄く冷たかったですね。機嫌が直ってくれない。
どうしたものかと思案した結果、電話で

「あの～アリスさん。朝ごはんにマクドナルド食べたくないですか？」

と聞くと

「ホント!?マクドナルド食べたいよぉ～。早くぅ～」

と豹変しました。朝マックで機嫌直るフィリピーナって…。
アリスとイトコ達の分も買ってアパートに届けに行きました。アリスのイトコ達も僕とアリスが普通に会話しているのを見てわかってくれたようです。

はぁ～良かったです。

その次の日、アリスから電話が、甘い声で

「ハニー（呼ばれた事ないです）、明日の朝ピザ食べたい。あと同伴で焼肉食べたいの。お願い～」

と完全に味をしめたアリス。恐るべし食欲。

「ああ、そうなんだ」

と答えを言わずに素っ気なく電話切った後、僕はアリスにメールしました。

「ｂａｂｕｙ　ｋａ（アンタは豚だよ）」

と。返事が来なくなり、電話しても素っ気無く切られますがもういいです。

自分の欲望をセーブ出来ない女の子は嫌です。