少しセンチメンタルな世界地図

今日、見たとある地図の話を一つ。

以前、仕事場の上司に勧められて「google　earth」なる世界地図の存在を知りました。要は航空写真の世界地図なんですね。結構細かい部分まで出るのが面白いっす。
マジでお勧め。

で、もちろん見るのはフィリピン。

手始めにジョセルの住んでいるパナイ島を見てみました。街がはっきりと見えますが細かい路地までは見えませんでした。う～ん、残念だ。

次に見るのは１月にライラと過ごしたマニラの街並み。やっぱりマニラはデカイっす。空港からたどって北に上がっていくとロハス大通りが有りました。
と、いうことはこれがアドリアティコ通りで…、これがマビニ通りで…とやっていくとベイウォークが何処にあるか解りました。

マニラといってもエルミタ近辺しか行ってないから道は覚えています。

ベイウォークかぁ…懐かしいな。よく一人で出歩いたりしたもんです。ジョセルを忘れたいなんて思って夕暮れ前から防波堤に座って日が沈むまで一人でいたりもしました。

ベイウォークを少し北に行けばインタラムロスがありました。以外に城壁で囲まれ照る街は大きいんですね。
この城壁の上で僕はライラにプロポーズをしました。当時知らないタガログ語でしたから失敗した事やその時の情景や空気の温度までよみがえってきました。

またベイウォークに戻って少し西に行けば角にL.A.カフェがあってもう少し行けばライラと初めて出会ったお店。深夜まで彼女を待ってていろんなハプニングに巻き込まれました。

さらにずーっと西に行くと高山右近像が有りました。ということは少し南西に下がるとサンタ・アナの地区が有りました。毎日寝泊りしていた場所、僅かの間、ライラと一緒に生活していた場所でした。
屋根まではっきり見えましたよ。

探してるときには

「そうそう、この角を曲がって…、つきあたりを右に…、橋を越えて曲がると…」

みたいな感じで夢中でしたね。

ただこの地図見たからって懐かしい場所や思い出に浸るだけなので途中で止めましたが…。ライラはもういませんから。強く思い出した僕自身が何故か切ない。

でも、彼女と一緒に見るとか色々と楽しみ方が有りそうです。

行った事の無い場所を見てみたりも出来て簡単な海外旅行感覚ですよ。

マジでお勧めです。