熱病の二十歳

先程、帰国してから僕が東京の「トキ兄さん」とリスペクトするDreamersさんにお礼の電話しておりました。ホントにありがとうございました。この場をかりてお礼申し上げます。

そういやフィリピンの話を何もアップしてなかったのでちょこちょこ書きます。

僕の話じゃないんですけどね、連れてったコロ助という二十歳のスタッフの話なんですが、完全に恋に落ちましたね。

僕の責任になるんでしょうか?

実はDreamersさんにガイドを紹介してもらったんです。僕はイヴと一緒にいる事が多いのでコロ助一人ではどうにもこうにも動けないんで。

で、ガイドの女性と僕たち二人は待ち合わせで会うことになりました。
……会った時の僕の感想は、「このコと一番最初に出会いたかった」でした。笑顔がね、綺麗なんです。ホントに良いコでした。

baliw:じゃ、アナタ、コロ助の事3日間よろしくね。

女の子:オオ、わかった!でも、アナタの友達シャイだね。

コロ助:………。

baliw:最初はね…。彼はマジメだからね。

そんな感じで大丈夫かななんて僕なりに気を揉んでおりました。

日本のフィリピンパブにも行った事ないし、今回が初めての海外旅行でタガログが分からんと言ってるコロ助。行く前は

「英語多少出来るから大丈夫ですよ!」

なんて余裕ぶっこいてたんですが…

「店長(あ、僕の事です)!俺の英語が通じないんす!」

と泣き入ってました。二人が部屋で会話できずに困ってるって言うんで行ってみて、彼女と話すると僕とは普通に会話出来るんです。
普通に冗談も通じてケラケラ笑ってたりも出来ます。

やっぱりフィリピン行く前にフィリピンパブで慣らしておいた方が良かったみたいですね。

「漢(おとこ)はな、言葉じゃないんぞ!ハートで語るモンや!」

とフィリピーナとの会話について一番大事な事をアドバイスしときました。

イヴが冷たかったので二人が居る部屋に様子を見に行ってた方が楽しかったですね。日に日に遠慮なくバシバシと彼女に叩かれてるコロ助。良いフィリピン野郎に育つ気がしました。

最終日も彼女に叩かれまくりのコロ助…。完全に叩かれる事に恍惚を覚えちゃってました。

帰りの飛行機内で

コロ助:店長…俺、あのコの事…マジで好きになりました。

baliw:多分そうなると思ってたよ。やっぱりな。

コロ助:俺、店長が普通に彼女とタガログで話してた時、殺意に似た嫉妬を覚えましたもん。

baliw:知らんがな。

そういった訳でコロ助は初期の「熱病」にかかりました。かなりの重症です。誰もが通る道なんでしょうがね、ナンでこうもフィリピーナに嵌るんでしょうか?

二十歳の学生、コロ助。彼の熱意が彼女に伝わるようには僕も協力するつもりです。

僕も後継者が出来たのでそろそろ引き際なんかな?恋愛無しでフィリピンと向き合おうかなんて思ったりする今日この頃です。

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